失われた古代文明、アトランティス。
そのアトランティスが、大洪水により滅亡する。
だが、その時代には、実はもう一つの高度な文明が存在していた。
それは、日本人とも関わりがあるといわれる、愛と調和のエネルギーを持った人々。
自分の中にある、アトランティスとは別の意識、記憶、感覚。
それが、「レムリア」…
〔追憶の接合〕
この大陸、もしくは文明の名は、あまり知られていない。
数ヶ月前にレムリアという存在に出会ってから、何故か惹かれ、その探究が始まった。
日本人は、レムリアの過去世を持つ人が多いという。
自分の内側にある幾つもの感覚が、それと徐々に繋がっていった。
海、青い石、縄文、星座…
海
レムリア大陸があった場所は、インド洋、もしくは太平洋にあったとされる。
アトランティスとレムリアは互いに交流があり、共に発展を遂げていた。
だが、ある事がきっかけで地球に大洪水が起こり、先ずはアトランティス、そしてレムリアが沈んだ。
レムリアが沈む前に安全な場所へと非難したものたちもいたが、中には最後まで沈みゆく大陸に残るものもいた。
そんな話を聞いた時、思った…
「自分は溺れ死んだのかもしれない」と。
小さい頃から水泳がとても苦手だった。
クロールの息継ぎが出来ず、何度も練習させられた。
最終的には何とか泳げるようになったのだが、海で泳ぐことには今でも抵抗がある。
海を見たり、波音を聞いたり、海風を感じたりすると、とても心地が良い。
だが、海水だけがどうも受け入れられなかった。
このレムリアの最後のエピソードを聞いた時、何故かとても共感している自分がいた。
泳ぎが苦手だったのは、レムリア時代の過去世が関係しているのだろうか…
青い石
レムリアの人々は、今の人類とは違った姿、形をしていたという。
それに彼等は特殊な能力をいくつも持っていた、テレパシー、テレポーテーション、トランスフォーメーション…
そんな彼等には、胸のあたりに青く光る石を内包していた。
当時のレムリアはアトランティスと交流があり、アトランティス人たちはこのレムリア人の特殊能力がこの青い石にあると気付き、それをとても欲しがったという。
「そういえば、20代の頃ずっと身に着けていた青い石のネックレス、これって…」
そのネックレスをいつ買ったのかははっきっりとは覚えていないが、24時間365日ずっと外さずに過ごしていた。
20代半ばの頃にどこかのアクセサリーショップで買った、ブルーストーンのシルバーネックレス。
自分的には、あまり、”ブルー系”の色味は好きな方ではなかったのだが、これは10年くらいは着けていたように思う。
そして20代後半の頃、沖縄に一人旅をしたとき、神が降り立ったという久高島に渡った。
誰もいない海岸で写した、澄んだ海と青い石のネックレスをした自分の写真がある。
この地に向かわせたのは、レムリア人に備わる青い石の共鳴だったのだろうか…
縄文
日本には固有の歴史があり、世界でも類を見ない特異な民族である。
皆、好きな時代というものがあるだろう。
人気があるのは幕末、江戸、戦国あたりだが、そこには全く興味を惹かれない。
どの時代に生きてみたいかと聞かれると、昔から「縄文時代」が浮かんできた。
レムリアが沈む時、彼等は様々な場所へと移動した。
カリフォルニア、ハワイ、イースター島、南米、日本…
レムリア人たちは、決して争うことをしなかったという。
日本から出土した人骨で、互いに争った形跡があるのは弥生時代以降になる。
縄文時代の人々は、互いで争い合うことをしなかったという考古学的証拠がある。
これは古代のレムリア人の一部が現在の日本に移り、その系譜を縄文人と混ざり合った、もしくは受け継いだとも考えられる。
縄文とレムリア、この時代の波動が自分の中で繋がるとき、真の調和が生まれるのかもしれない…
星座
レムリア人というのは、変幻自在に姿を変えられたという。
人魚、ペガサス、妖精など、架空とされる存在や、イルカやクジラなどもレムリア人が姿を変えた存在とも言われる。
占星術の12星座において、ベースとされているのがギリシャ神話。
各星座には固有のエピソードがある。
その中でも”レムリアっぽい”存在がいくつかいるストーリーに気づく。
アフロディーテとエロスが怪物から逃げるために魚に変化したストーリーの魚座。
怪物から逃げるときにパーンが慌ててしまい、上半身はヤギ、下半身は魚になったストーリーの山羊座。
そして射手座のケイローン。
彼等は生まれた時からずっと半身半馬のケンタウロス。
魚座と山羊座はヒト型の存在が変化した姿であり、射手座以外の全ての星座は、羊、獅子、蟹など一つの固有の身体を持つ。
違った生き物が合わさった存在の射手座だけが、何故12星座に選ばれているのか。
自分の魂がレムリアで存在した証として、射手座になるよう現世で誕生したのだろうか…
〔魅力の文明〕
「レムリア」という響きのもとは、「レ・ムー・リャ」であるという。
中に「ムー」があるので、かつて太平洋にあったムー大陸の一部がレムリアと呼ばれていった。
そして彼等は、この地球を楽しむために生きていた。
歌い、奏で、踊り、笑い、造り、育て、祈り、光り、そして消えた。
霊体と肉体を兼ね備えた生命体は、いつも輝いていた。
鳥や動物、昆虫や植物など、地球のあらゆる存在と会話をする。
何にでもなれ、どこにでも行け、全てが満たされた日々だった。
そんなレムリア人に最も興味を持ったのがアトランティス人。
彼等はレムリア人たちの不思議な魅力に引き付けられ、その謎を知りたいと思った。
アトランティス人も高度な知性と能力を持っていたが、レムリア人の純粋で無垢な能力を自らも手に入れたいという願望が、徐々に膨らんでいく。
レムリア人は何の抵抗も無く、アトランティス人を受け入れ、交流を図った。
時が経つにつれ、互いの感覚にズレが生じ始める。
「何故あんなにも毎日を能天気で過ごせるのか、アイツらはすごい才能があるのにそれを生かそうともしていない。我らがそれを手にしたならば、もっとこの世界を豊かに出来るというのに…」というアトランティス人。
「何故あの人たちは必死になって私たちの事を知りたいのかしら、お互い固有の存在なのだから、この地球で楽しく生きればいいのよ。みんなと調和して過ごせば、愛に包まれた世界がやってくるのに…」というレムリア人。
日本人は、潜在的にレムリアの意識が在るだろう。
近代の日本も西洋の文化や思考に満たされている。
日本人は平和を好み、虫の声を聞くことが出来る世界で唯一の民だという。
もう十分に西洋のアトランティス的エネルギーを明治維新、戦後から取り入れたはず。
権力、マネー、宗教、メディアなど、人々を支配するシステムから、愛、自由、調和、共創など、人々を繋ぐシステムへと変えてゆかなければならない気がする。
日本人に受け継がれた潜在的なレムリアのエネルギー。
今の世界のバランスは、アトランティス:レムリア=9:1くらいだろう。
レムリア的波動を上げ、互いの均衡を目指す。
あるがまま生きる存在は、魅力的である。
向上のアトランティス…
魅力のレムリア…
自分の中で、在る時にふと浮かんだ、「魅力向上」という言霊。
今思えば”魅力”と”向上”という、妙な言葉の組み合わせ。
この魂が現世に送る、過去世の統合というミッション。
突如紐解かれた、「魅力+向上」が内包する真理。
それは、この地球にかつて存在した高度な古代文明、魅力のレムリアと向上のアトランティスの事だった…
2つの過去を受け入れ、和合してゆくことで、大いなる世界への喜びに踏み出せる。
先ずは、「哀愁」を「愛・周」へとトランスフォーメーション。
これが、俺の、レムリア…
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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