魅力向上委員会 shun です。
今回のテーマは、
古からのエネルギー、4つのエレメントを意識する part1 ”FIRE”
この世界にはたくさんのエネルギーが溢れています。
”火” ”風” ”水” ”地”
この4代エネルギーはヒトの成長、進化には欠かせない要素です。
そしてpart1の今回は”火”のエネルギーについて綴って参ります。
火のエネルギー
火、これはとても活動的で、強烈なエネルギーです。自らの中に火のエネルギーを宿すには必ずきっかけが必要です。物質と物質が衝突したときに生じる摩擦により、それは姿を現します。これが”発火”。しかしこれだけでは本来のエネルギーを得ることは出来ません。小さな火種を炎へと変換する”対象物”が必要になってきます。火のエネルギーを増幅してくれる対象(材料)があってこそ本来の力を発揮できます。沸々とマグマの様に湧き上がることもあれば、発火から一気に燃え広がるパターンもあります。
重要なのはその強烈なエネルギーの方向と調整。
火のエネルギーはどこで発火するのかは人それぞれ違うはずです。ですが、自分の存在価値が否定されたり大切な人が傷つけられれば無意識に湧き上がってくるのを実感できることでしょう。その時にどのような行動をとるのがベストか考えていきます。
自分の中に起こった衝動を自分に向けるか、相手に向けるか…
そしてそのエネルギーを広げるか、抑えるか…
自分に広げる
会社をクビになった。恋人にフラれた。作品が評価されなかった。オーディションに落ちた。成功している友人を見た。こんな時に起こった火種を自らの成長へと着火してください。自分自身が最も輝けることや物事は何なのだろうか…そこに舵を切りましょう。キャリアアップの為に資格を取る。エステやマナー教室に通う。海外で勝負する。など、自らの可能性に情熱を向けましょう。無限に循環する闘志のオイルが自らの原動力に拍車をかけるはずです。
自分に抑える
ヒトは時に途轍もない怒りのエネルギーに支配されそうになることもあります。しかし、この衝動に身を任せていれば自らの精神まで燃やし尽くしかねません。火は燃料があり続ける限り燃え続けます。何もしなければ最も大切にしている心のテリトリーまで燃え広がってきます。これを防ぐには火力を抑える”ツマミ”が必要です。ここで大切なのは、決して火を消さないことです。炭に火が宿るよう、あからさまに姿を現さないが、そこにはちゃんと存在している。自らの中でじっくりと温め、怒りを飼いならし、執念を信念に育て上げましょう。
相手に広げる
火種は自分一人だけの時には起こりません。対象物と摩擦が生じた時に発火します。この時にこの火を相手に広げるとどうなるか。当然相手にダメージを与えることができます。しかし反撃を食らう覚悟も必要です。相手を分からせるためには多少強引でもエネルギーをぶつけないといけないときも出てくるかもしれません。衝動に駆られ、無意識に相手を傷付けてしまう可能性もあるので、後悔の波に飲み込まれないよう注意しましょう。互いに生み出す憎悪の炎は空虚な未来の火種になります。
相手に抑える
火は強いエネルギーだけではありません。大切なのは”変換”すること、即ち”使い方”です。相手が何を必要としているかを考えれば、火のエネルギーはとても素敵な働きをしてくれます。料理をしてもてなす。焚火をして温まる。花火やキャンドルでロマンチックな演出をする。自らの心に宿る相手を思いやるエネルギーはとても大きな火のエネルギーです。これを使いこなせるかこなせないかで人間的魅力に差が出るでしょう。強さは優しさの無限材料です。
集約
- 自らを成長させる原動力にする
- 不屈の炎を調整する機能を持つ
- 憎しみの衝突は周りにも飛び火する
- 静かなる炎は相手の心を温める
後書き
火のエネルギーの最大の特徴は、その”距離”にあるのではないでしょうか。
火から遠く離れていけば、次第にその名が進化します。
火=光
光は”希望”、”栄光”、”未来”などの意味を持ちます。光は火の持つ熱エネルギーを抑えた時にその姿を認識できます。火には炎という熱エネルギーが強いので、光の効力が分かりづらい側面もあります。自らに内在する火の活動力をどれだけ自分と相手に振り分けるか、自分の魅力を発揮できる”炎”と”光”の絶妙な距離はどこなのか。世の中には皆さんの力強く柔らかな火を灯して欲しいと待っている人が必ずいます。
それが古から託されたヒトへのメッセージの一つなのかもしれませんね。
今回の記事は以上になります。
古からのエネルギー、4つのエレメントを意識する part1 ”FIRE” が皆さんの魅力の向上に貢献できれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は part2“WIND” 風のエネルギーについてになります。
☆今日も貴方は素敵です☆