本日より、魂がこの肉体に宿ってから46周期目に入った。
日本人として生まれ、現在も日本に住んでいる。
ずっと同じ国に生まれ育っていると、世界でも特異な歴史、文化、教育などである事に気づきにくい。
日本人は、他のアジア諸異国ともどこか異質であり、西洋とは全く別の価値観を持った民である。
「自分とは一体何者なのか…」
日本人として生きているが、いまいち実感がない。
「自分とは一体何をするために生れてきたのか…」
楽しそうにしている人々を見て、羨む気持ちも存在するが、イヤな気分にはならない。
「自分がいることでヒトが楽しい時を過ごせるなら有難い」
そうやって、生きてきた…
〔支配〕
日本人は、他国に比べて愛国心がないといわれる。
やはりそれは戦後の教育により、普通はそうなる。
大人になり、社会でお金を稼ぎ、生活をする。
ほとんどの人々は、政治、慈善団体、伝統、歴史などには、大人になってもほとんどが無関心である。
勿論自分も無関心派、だった…
だが、年齢を重ねてゆく内に、この世界の構造が分かり始め、落胆した。
「あぁ、この世界は在る一部の人たちにより、支配されていると…」
自分たちは、国に税金を納めるためだけに肉体労働をさせれれているのだと。
20代で専門学校を卒業し、就職はせず、アルバイトをして生きていた。
どうも、この”就職”というものに何故か抵抗があった。
あるとき人材派遣という、比較的自由な働き方が在ると知り、そこで気づけば約10年以上そこで働いていた。
自分にとっては世間とは違うリズムで仕事が出来ていたので、何のデメリットも感じていなかった。
しかし、ある時一歩引いてみた時、それは全く違って見えた。
自らが成長し、社会的、政治的な視点でそれを見ると、企業が利益を出すために生み出されたコストカットというシステムの一環だったことに気付く。
当時の自分は、自由に現場で働き、休みも選択出来たのでとても有難かったのだが、そんな構造を知った時にどこからか虚無感が押し寄せてきたのを覚えている。
空を飛び回っていた孫悟空が、実はお釈迦様の手のひらの上だったかのように…
冒険と自由の20代から、誠実と進歩の30代、そして洗練と信頼の40代へ。
自分の未来は、誰かによって決められるものではない。
人生は、今、この瞬間の選択の連続性でしかない。
だから、あの時こうしておけば…のような感覚は一切起こらない。
常に自分の選択、自分の直感が起こした行動を認めること。
この年齢になって初めて知ることがある。
それは、この世界に生き、経験し、分かる。
この世界は、あまりにも多くの事が隠されている。
ヒトは、不幸になるために生れてきたのだろうか、それとも幸福になるために生れてきたのだろうか。
答えは、どちらにでもなれるだろう。
上流階級に生れ、何一つ不自由のない生活を送っていた人がいれば、一般の人から見ればそれはさぞかし幸福に見えるだろう。
だが、当の本人は家のしきたりや身内のいざこざに嫌気が差し、日々ストレスを感じながら生きているのかもしれない。
ヒトには魂が宿っている。
このことを、どれだけの人たちが理解しているだろう。
自分には幸運にもその存在を感じることが出来た。
魂はこの肉体に宿り、何かを伝えようとしている。
これからの自分に出来ることは…
〔解放〕
この世界は、区分けがある。
その最も大きな分類は、国である。
日本という国に生れ、日本人として生きる。
その為に何が必要かと考え、追求していくと、やはり「歴史」になる。
学校で教わる、いわゆる”歴史”というのは、調べれば調べるほど謎が深まってゆく。
現時点では完全には紐解けないが、真実の小さな点をひたすら確認している。
先ずは日本の最も古い歴史書といえば、「古事記」「日本書紀」の「記紀神話」になる。
アマテラスやスサノオ、イザナギやイザナミ、ヤマタノオロチなどが登場する日本の神話である事は知っているが、どんな時系列で話が進み、それが天皇家と繋がっていることなど、日本国民の何パーセントが理解しているだろうか。
先ずはこの国の成り立ちを知るべく、日本神話を深掘りしてゆく。
物語は宇宙創造から始まり、幾つもの神々が登場し、日本という国を形成していったという。
そこからまた幾つもの神々が生まれ、天津神(アマテラス)系のカンヤマトイワレビコが大和の地を平定し、初代・神武天皇となる。
それが現在126代の天皇へと繋がっている。
これが真実かどうかは、確かめようがない。
そう伝わっているということを先ず認識することが必要になる。
だが、この「記紀神話」が編纂される前には、竹内文書やホツマツタエなど、古史古伝と呼ばれる古代の歴史書も存在していた。
しかしこれらは偽書扱いされ、封じられた。
そういった背景から、歴史というのは、時の権力者が自分たちの都合のいいようにいかようにも改ざんすることが、事実上可能なのである。
これは日本の歴史が全て嘘だということではなく、あくまでも歴史とはそんな性質を持つ存在であるという認識を持たずに、それに傾倒する怖さが潜んでいるということ。
それは日本のみならず、海外でも同じである。
ヒトは、権力者になれば、世界の全てを思い通りに出来るという錯覚に陥る。
これはマスメディアにおいても同じことが言えるのではないだろうか。
世界では色んな出来事が起こっている。
どれを情報を特定の機関を使って報じるか、それがマスメディアの役割である。
だが、真実を報道しなかったり、あたかもそうであるかのような偏った報道が行われているように感じはしないだろうか。
一部の権力者に都合の悪いことは圧力をかけ、封じる。
一般市民を不安にさせて混乱するよう、操作する。
しかしここ最近、芸能界や宗教、政治関係で覆い隠されていた闇のベールが徐々に剝れていっているのである。
この世界が、どれだけ真実から遠ざかっていたのかが分かった時、自分の人生を否定したくなった。
地球という牢獄に閉じ込められていると。
絶望感に覆われながらも、日々純粋な情報を探し求めた。
そして、遂に希望を見い出す。
それが「宇宙意識」。
地球という星の成り立ちから人類の起源を探っていると、ネガティブな情報とポジティブな情報の両方が存在する。
今まで、自分はどれだけネガティブなエネルギーに支配されていたか、それにようやく気付いた。
人類はどうやって誕生したのか。
自分が興味のある事をひたすらに追求した。
無数の点を掘り続け、遂に一つの面が外れる。
宇宙の大いなる源は、魂という幾つもの存在に分離し、各惑星の生命の器に宿る。
この遥か彼方の太陽系、地球という星での経験が、大いなる源への光となる。
自分はこの地球、この時代の日本に生まれた。
前世ではきっと違う星に居たのだろう。
魂の感覚を押し込めてこの社会で歯車になるより、「自分はスターシードである」として過ごしてゆくことの方が、ずっとポジティブに生きてゆけることに気づいた。
このホシは徐々に波動を上げ、邪悪なエネルギーから解放されてゆく。
全てはこの宇宙のため、この地球のため、この国のため、この器のため、ここにいる。
この意識に気づいたのは、様々な要因が重なったからだろう。
いや、もしかしてこのタイミングで本来の自分を取り戻す計画だったのか…
ここから数十年、もしくは数年で世界は高波動に包まれ、人類は途轍もない進化を遂げるだろう。
その流れを感じれるよう、自分に出来ること。
この器に訪れた、第46周期。
魂と肉体の和合により導かれる、愛と光の世界。
後、何周期でそれはやってくるのか。
それもすべて自分の意識次第だということも分かっている。
自分に関わる世界への、新たなる創造。
それこそが、日本人としての、我が魂の進化である…
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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