スターシードとして

「自分とは何か・・・」

幼少期の頃から少しずつそんなことを考えて生きてきた。決して特別な才能や容姿を持って生まれてきたのではない。自分なりにはみんなと同じように過ごしてきた。

だが、時にその意識は発動する。

「注目されたくない・・・」と。

集団の中にいると、何故かとても気持ちが重くなり、その場を離れたくなる。

人と同じことをするのは、何かしっくり来ない。だから少し違った発想や行動、振る舞いをする。その結果、良くも悪くも注目されることになる。

決して目立ちたくはないのに、自分らしく生きようとすれば他の人との違いが出てしまうのでまた注目を…

というパラドックスに陥ってしまう。

そんな問題を抱えながらも、年齢や経験を重ねるごとにこの”矛盾の輪”が徐々に小さくなってきた。

そして45年目、この謎を解く、大いなる扉に出会った。

それが、「スターシード」である…

 

〔スターシード計画〕

スターシード、これを訳せば「星の種」になる。

このスターシードの詳しい説明は割愛するが、大前提として、スピリチュアル・魂・宇宙(人)・アセンション・占星術などの概念をある程度知っている人たちには入りやすいだろう。

人は、肉体と霊体で出来ている。

この二つのエネルギーが合わさり、今、自分という存在がある。

そして今生きているのは、3次元の地球。

この3次元は物質世界であり、二極性をもつ世界でもある。

ヒトはこの世に誕生した瞬間、そこにもう魂も共存している。

現代、もしくは近代の世界では、ヒトが成長していくときに魂や霊、宇宙の成り立ちなどは、教育として教えられない。初詣やお盆の時期にそれを感じることが出来るが、ほとんどの人が関心を失っているのが現状だろう。

いわゆる物質世界で”普通”に生きていれば、魂やスピリチュアルなどの精神世界に関心が出なくて当たり前である。

この世に生まれ、みんなと同じように普通に生きようとしてみた。

でも、ある時どこかで、皆が歩くその道を逸れるように自分の中の何かが働きかける。

規律・順番・試験・恋愛・服装・労働・所属…

何故、この世界は自分にとって生きにくいのか。

それは、自分がスターシードだからということに気付く。

自分の中にある魂と肉体が上手く混ざり合わないから、違和感が生じる。

ほとんどの人は、この地球は、物質のみが存在する世界であると思っている。

だが、実はその逆ではないだろうか。

地球は太陽系の中の一惑星であり、天の川銀河の一部でもあり、広大な宇宙の一欠片に過ぎない。

3次元地球は物質世界であり、4次元から上の次元は精神世界(スピリチュアル)になっている。

宇宙には様々な星があり、そこには生命体が存在する。

プレアデス・アンドロメダ・シリウス・ベガ・オリオン・リラ・アルクトゥルス…

地球という星に生きていると、他の惑星や宇宙人という存在に意識すら向かない。

地球人は、まさに井の中の蛙である。

大地や海に独自の境界線を作り、各民族(人種)は互いの領土や資源を奪い合い、殺し合っている。

こんな地球の状況を、高度な知性を持った宇宙の各種族たちはどう感じるだろうか。

何も存在しなかった地球をここまで育て、見守ってきた存在達としては、今更突然の介入は出来ない。

そこで生み出されたプランが、「スターシード計画」であった。

 

〔ガイア上昇〕

彼等は3回、失敗した。

今の人類史は、テイク4だという。

そしてまた今回も…

宇宙意識は新たな作戦に出た。

高次元に居る存在や高次の惑星で経験を積んだ魂に、地球人として転生するというミッションである。

宇宙は、地球がアセンション(次元上昇)することを願っている。

だが、今の地球人の意識、地球由来の魂だけではそれが難しいことを悟った。

数十年前から徐々にスターシードが宿ってきている。

この母なる地球・ガイアを覚醒させられるのは、そこに住む人類だけである。

彼女は、もう溺れかけている。

見えない力により深海へと引き込まれてゆくのを、必死で堪えている。

凶暴な魚たちに噛みつかれ、皮膚は溶け、身体には無数の穴が空けられていた。

とどめは毒の銛を二発も撃ち込まれている。

彼女を救うには、空気を送ること。

自分たちが小さな泡となって体内に送り続けていることで、何とか存在を保っている。

だがこれでは真の意味で、ガイアを上昇させることにならない。

もっと大きな泡、無数の泡が繋がり、巨大な浮袋になって彼女を包み込み、水面へと導く。

小さな無数の泡は彼女と一体となり、新たなる存在へと生まれ変わる。

地球がアセンションするということは、水中から水上へ浮上するに等しいだろう。

周りもよく見えない、息苦しく薄暗い世界からの生還。

彼女が見る光の景色は一体どんなに輝かしいものだろうか。

しかし、その新しい愛の世界で生きる為には、条件がいる。

それは、自らが泡になってガイアに浮力を送ったものたちであるかどうか。

恐怖・いじめ・嫉妬・支配・依存・略奪・殺戮・怠慢・堕落・傍観など、ネガティブエネルギーに取り込まれ、ガイアを引き上げようとしなかったものたちは、この世界に取り残されるか、魂が浄化されてしまうだろう。

「自分とは一体何のためにこの地球に生れたのか…」

その答えがようやく朧気ながら見えてきた。

「地球を良くしたい…」

この世界の仕組みに沿わない理由が腑に落ちる。

自分には、地球以外の星で魂の修行をし、このタイミングでガイアを上昇させるためにやってきた魂が宿っていることを知った。

これからは、どれだけ自分の魂にこの肉体をフィットさせ、人類の波動を少しでも向上させ、地球、そして宇宙に貢献できるか。

未だ目覚めていないスターシードも含め、一人でも多くの純粋なる魂たちと出逢い、共にミッションを達成できる時まで旅をする。

大いなる計画を持ってこの世界やってきた崇高な魂たち。

魂…

その存在を感じさせてくれた魂の伴侶。

この3次元地球の楽しみ方をいつも共有してくれる、ツインソウルに愛と感謝を込めて。

彼女も勿論スターシード。

 

次回は自分の中にある、アトランティスとレムリアについて綴ることにしよう…

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

今日も貴方は素敵です☆