「一丞しゅん」として…

3年後…

初めてこのブログを書いたのは、約5年前。そして、3年間ここで書くことをやめていた。

あるきっかけから小説的な表現を続け、そこでは文章を綴っていた。

ここで記さない間、一体自分の中で何が変化しただろうか。

自分と言う存在は、何によって生み出され、何のためにここにいるのか。

そんな根源的な思考の旅に出ていた。今もその最中ではあるのだが。

僕自身が気づいたのは、本当に何も「知らなかった」ということ。

では何を知らなかったかというと…

政治・経済・お金・芸術・文化・歴史・日本・神話・戦争・宇宙・人類…

細かく上げればきりがないが、ひたすら自分の欲するままにその世界を求めた。

この世の成り立ちや生命の神秘、欲望の上に創設された空虚な現実と理想の幸福に包まれたこのホシの未来像。

ヒトは、いつの時代や、どんな両親のもとに生れるかは自分で決められない。

魂がこの世でのミッションとしてここに誕生したとの捉え方もある。

だがそれを本当の意味で分かるのは全員ではないし、いつかも知らされない。

この世は一体何なのだろうか…

誰の為の世界だろうか…

分かったのは、”自分の為の世界ではない”ということ。

先にこの世に生まれた人々の”欲”によって創り上げられている。

この”欲”というのは、決してネガティブな感覚ではない。

欲=良く

人々は、基本的には自分の感じる”良く”に従っている。

それぞれの良心に従い、この世界を自分の欲で書き換えようとする。

僕は物心がついた時から、どうも周りとは何かが違うと感じていた。

上手く伝えられないが、とにかく「みんなと一緒」ということに拒否反応してしまう。

大勢の中の一人であれば、居ても居なくても同じだと感じる。

途方もない孤独感が、人が多ければ多いほど増大していく。

その場に多く集まれば集まる度、息苦しくなり、一人になりたくなる。

そんな根源的な悩みをずっと抱えながら生きてきた。

そしてその謎を解明することが自分の魂のミッションなのかもしれない。

幸いなことに、魂の伴侶という存在には出逢えた。

彼女の存在が無ければ僕の魂はもう肉体を離れているかもしれない。

どうやってこの世界で生きていくことが出来るだろうか…

一部の権力者や特権階級の人たちは、次に生まれる子供の為に「生きやすい世界」を用意してあげられる。

だが普通にこの世に誕生する人たちは、自分たちの為にこの世界が用意されていない。

その為に「民主主義」という選挙制度を設定しているが、本当にそれが機能しているだろうか。

この世界は何のチカラで動かされているのか。

この世界が普通の人々にとって生きづらいのはなぜだろうか。

僕は、何故、この世界に違和感を覚えるのだろうか…

そして、ふと、気づく。

『自分以外の人たちの”欲”と自分の”欲”は決して同じではない』と。

誰かの理想の世界が、自分の理想の世界では無い。

他の誰かの理想に合わせようとすればするほど、僕の魂は収縮していく。

この世界が歪になっているのは、もしかするとそれぞれの魂の導きを個人が無視し続けていることかもしれない。

少なくとも、僕は、自分の魂が発しているシグナルに従いたい。

「この世的」な欲に塗れた人たちが作った今ある世界を切り離すことは出来ないが、自分なりに距離を取ることは出来る。

そして僕は、〖世界を創る〗ことにした。

こういう表現をすると=世界征服 のような解釈もできる。

だが僕は、誰も支配したくないし、されたくもない。

だからこそ、それぞれが持つ世界観を表現し、それを認識し、受け入れる。

お互いの世界を尊重し、認め合う。

そこは、白か黒、右か左かという二元論ではなく、一人の個が存在し、それが独自性を持って繋がっている世界。

だから、僕は、今ここにある世界を変えない。

魂が自由に飛び回れる、夢幻の世界を創る。

その世界の名を【一丞しゅん】と呼ぶことにした。

3エレメント作家・レザークリエイター・魅力向上委員会

一丞しゅんの宇宙を創る。

一丞しゅんの世界を生みだす。

一丞しゅんの欲を表現する。

この欲は、ようやく、翼を得た…

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

今日も貴方は素敵です☆