依存より独立を選ぶ【鶏口牛後】

魅力向上委員会 shun です。

今回のテーマは、

依存より独立を選ぶ【鶏口牛後】

 

このサイトを見に来てくれている方は、どこかの組織に属し給料をもらうサラリーマンか、フリーランスや個人で事業をされている方、どちらが多いのでしょうか。

因みに書いている僕自身は、個人事業主です。

日本ではサラリーマンが80%以上を占めているらしいですが、これからの未来はこの比率、間違いなく下がっていくと思います。

鶏口牛後(けいこうぎゅうご)

僕は今、40歳ですが、今まで一度もサラリーマンを経験したことがありません。人材派遣会社に登録し、フリーターとして10年ほど仕事をした後、独立しました。

僕は昔から人と違うことをしたくなる性格で、仕事においてはみんな就職していくので、自分は就職しない別の道に行こうと思っていました。

ファッションならセールで売れ残っている色、行列の出来ている店より空いていてゆっくり出来る店、などわざと外しているのではなく、自然にそちらの方に引き寄せられてしまう感じです。

そんな自分のスタイルにぴったりの言葉が、

【鶏口牛後】でした。

むしろ鶏口と為るも牛後と為るなかれ

昔、中国に秦という大国が在り、その周りには小国家がいくつも存在していた。

「秦を滅ぼすには皆で手を組み、力を合わせるしかない」そう説いて回った男の言葉です。

牛後

大きな牛の後ろに付いていれば、敵から攻撃されることも少なく、耕された土に種をまき、比較的安定して食料を確保できるでしょう。その代わり、牛の尻尾で不意に攻撃されたり、糞尿をまき散らされても文句も言わず耐える必要があります。そして、もしその「牛」が倒れるようなことになった時に、あなたは無防備になり、不遇の時を過ごさないといけなくなるかもしれません。

鶏口

どの餌を食べ、どんな言葉を発するかを自分で選択し、行動することが出来ます。体は小さいかもしれませんが、自由度はあります。しかし、その小ささ故、ミスをすれば一瞬で処分されてしまうリスクがある。身軽で気ままに行動できる一方、役に立たなければ生きる世界を失う可能性もあります。

大きな牛の安心感か、小さな鳥の軽快さか。

 

従属 or 独立

「鶏口」「牛後」にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

僕自身が独立に踏み切った理由はいくつかあるのですが、この言葉に出会っていたことも決断できた一つの要素です。

独立(個人事業主):信頼できる仲間から集めた情報でできた「宝の地図」をもとに探しに行き、見つけた宝のほとんどを手にすることが出来るが、発見出来なければ漂流者になることも。

従属(会社員):鉱脈でつるはしを渡され、ひたすら宝石が出るまで掘る。宝が発見出来る、出来ないに関わらず、生活は保障される。運よく宝を発見出来たとしても、その恩賞を少し貰えるだけ。

明日食べるものも無くなるかも知れないが、自分の理想を貫く。舗装された道を歩くより、草木をかき分けて自分の未来を開拓する。そうやって自らを追い込むことによって、発揮されるサバイバル能力があるはずです。

「牛後」では味わえない「鶏口」のロマンを僕は選びます。

 

集約

  • どちらも理解した上で、自分に合う方を選択する
  • 従属して得られる安定か、独立して得られるロマンか

 

今までの日本はほとんどサラリーマンが支えてきた時代といってもいいでしょう。でもこれからはどんどん機械化が進み、効率の良い生産方法にシフトチェンジしていく。サラリーマンだから仕事が無くなり、個人の人が安泰ということではなく、今自分がしていることが未来の”箱舟”になっているかどうかです。今の仕事を将来も続ける為には「従属」するべきか、「独立」するべきか。未来のカタチは誰も予想が出来ません。もしかするとベーシックインカムが導入され、仕事に「個人」や「サラリーマン」などのカタチもなくなるかもしれません。

時代のビッグウエーブからはどれだけ遠くに逃げたとしても、いつかは飲み込まれてしまいます。それならそのビッグウエーブに向かってパドリングをし、波に乗れれば安全で爽快なライフスタイルを送れる可能性もあります。

「鶏口」で攻めるか、「牛後」で守るか、皆さんはどちらを選択しますか?

 

今回の記事は以上になります。

依存より独立を選ぶ【鶏口牛後】 が皆さんの魅力の向上に貢献できれば幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

☆今日も貴方は素敵です☆