魅力向上委員会 shun です。
今回のテーマは、
”理想の相手と出逢う虎の巻”中国古典・恋愛訳 総集編part1
数ある中国古典の叡智の中からいくつかを抜粋し、それを”恋愛訳”として解釈し綴って参ります。
なかなか恋人ができない人、恋愛が長続きしない人など、少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
巧言令色、鮮し仁(論語)
「うわべの言葉や表情だけで相手に媚びる人間は、思いやりの心が少ない」という意味になります。これを恋愛訳にすると、
『言葉巧みに口説いてくる男性は、カラダだけが目的の薄っぺらいオトコ』
『色目を使って近づいてくる女性は、お金だけが目的の無邪気なオンナ』
あなたの近くにこういうタイプの人がいる場合は、直ぐに距離を取り、関わらないでください。このタイプの人たちは相手の弱みに付け込み、とことん貪り食ってきます。自分に自信のない女性や、モテないおじさんなどが引っ掛かりやすいので、しっかりと相手を見極める事が大切です。恋愛の魔力に憑りつかれれば、相手のすべてが魅力的に感じてしまいます。しかし、それが本当の愛だということもありうるので、見極める自我だけは失わないでください。
甘い言葉にご用心。
伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し(菜根譚)
「力を蓄える時間が長いほど、必ず高みへ飛躍する」
これを恋愛訳にすると、
『自分を磨くことに日々向き合ってきた人は、きっと素敵なパートナーに巡り合う』
なかなか恋愛が上手くいかないからといって自棄になったり、自信を無くすことはありません。過去の恋人は、最高のパートナーと巡り合う為のトレーニングだと考えてください。出会いと別れを繰り返すたび、人はその経験から愛を学び、自分の魅力へと変換していきます。恋人いない歴が実年齢の人も、諦めずに自分の魅力を見つけ出し、それを伸ばす努力を続けましょう。一人目から最高のパートナーと巡り合う確率は限りなく低いので、恋愛を体験しながら自らを成長させていくことで、魅力も増していき理想の人物へと近づいていくのです。
自分を愛し、人を愛す。
その子を知らざれば、その友を見よ(荀子)
「得体の知れない人物をより知りたければ、交友関係を見てみる」
これを恋愛訳にすると、
『気になる異性が現れたら、相手の友人関係から調べてみる』
今の時代、相手がどんな人間かはSNS(Blog、Facebook、Twitter、Instagram、etc.)を見れば大抵のことは分かってしまいます。出身地・学校遍歴・誕生日・趣味・家族構成・恋人・友人関係・職業・好きな食べものなど、個人情報が一瞬で探れる時代だからこそ、意中の相手に近づくべきか離れるべきかの判断がしやすいともいえます。ある意味、情報が多すぎて悩むこともあるかもしれませんが、最後は自分自身の直感に任せてみてください。人間が太古から受け継いでいる本能に身を委ねましょう。
Trial and error.
虎穴に入らずんば虎子を得ず(後漢書)
「虎の子が欲しければ、危険を承知で住処に行くしかない」
これを恋愛訳にすると、
『意中の相手を振り向かせたければ、勇気を持って話しかけるしかない』
いつ、どこで、運命の人に巡り合うのかは誰にもわかりません。カフェの店員、電車の中、合コン、SNSなど、出会いの場所は無限にあります。でもそれを出会いに変えれるかは本人の”勇気”だけです。小さいころ、自転車に乗れるようになるまで、こけたことのない人はいないはずです。こけてすりむいてケガをして、泣きながらも練習を繰り返す。ではなぜこんな思いをしてでも挑み続けるのか。それは自らの可能性を広げることだから。こけて痛そうだから乗ろうともしなければ、その先の幸せを手に入れることは出来ないでしょう。素敵な恋愛をしている大人たちを見れば、自分もそうなりたいと思う人たちも自然と増えてきます。ここでいう”虎子(コジ)”とは、相手ではなく”ココロのジシン”。自らに挑み続けた人だけが真の愛を手にすることが出来るのです。
勇気を出せば、言う気が起こる。
集約
- 品がなく、馴れ馴れしく近づいてくる人物には要注意
- 自らに栄養を注ぎ続け、芽が出るまで耐える
- その人物の世界観が知りたければ、交友関係を見る
- 理想の未来は、ほんの少しの勇気から始まる
今回の記事は以上になります。
”理想の相手と出逢う虎の巻”中国古典・恋愛訳 総集編part1 が皆さんの魅力の向上に貢献できれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
☆今日も貴方は素敵です☆