魅力向上委員会 shun です。
今回は、司馬遷の「史記」が元になった”桃李成蹊”(とうりせいけい)から外見と内面について、読み取っていきます。
桃李言わざれども、下自ら蹊を成す
(とうりものいわざれども、したおのずからこみちをなす)
『モモやスモモなどの果実は、「すごくおいしいから食べてみて」とは言わない。しかし、誰かにその味の良さが伝われば、自然とその場所までの小道ができる。』
という意味になる。
この段階でピンとくる人もいるでしょう。
そうです‥
これでもかってくらいに見た目の自己アピールが過ぎる人。
若さや生まれながらに顔のパーツが良かったり、お金が有り余っている方は、見た目は潤っているように映りますが、中を開けてみれば水分も無くすかすかなのに、小さな種(プライド)だけが溢れていることがあります。
皆さんはそんな方を魅力的だと感じますか?
やはり、中には身がギッシリと詰っていた方がいいですよね。
そこで‥
《Question Time♪》
あなたは最近特に楽しいこともなく、体調もいまいち。生活やお金に不自由しているわけではないが、何故か満たされない日々を送っている。そんな事を考えながら歩いていると、マーケットのフルーツ売り場が目に留まった。あなたはどちらの果物を買って帰りますか?
- 大量生産されたどこか味気ない安価な果実
- じっくり時間をかけて旨味が凝縮された高価な果実
魅力向上委員会的には、2番推しです。
ここで売られている果実 = あなた自信 なのです。
1番なら、あまり大きな発見は見込めず、普段と同じサイクルになるでしょう。でも、高価な方の果実を食べれば、幸せを感じれる旨みがあり、体にとっても栄養になるのです。
いい果実は中の栄養素が染み出し、時の経過と共に”艶”となって表面に現れる。
これは人も同じで、栄養(冒険・発見・経験・etc…)を取り入れる努力をせず、年齢だけを重ねる。
“腐る”か “熟す” か、良くも悪くも思い通りの実が生ります。
根を下ろし、育てる
次はあなたという果実をつける木、そのものを植える場所が重要です。
どちらの方が、美味しい実を付ける事ができますか?
- 殺伐とした荒れ果てた荒野
- 希望と潤いを与えるオアシス
答えは火を見るよりも明らかです。
植える場所 = 職場、家庭、恋愛環境などですが、その場所に長く居れば居るほど根が深々と張り、動かすことが難しくなります。
しかし、この地よりも自分らしい果実を付ける環境に行く!と覚悟を決めたことで、望む未来をつかめるかもしれません。
ぜひ周りの人たちから『よだれが垂れるくらい食べるのが楽しみ』と言ってもらえるような果実を目指してほしい。
- 「あなただから契約致します!」
- 「あなたが紹介してくれるなら信頼出来ます!」
- 「是非あなたとお食事がしたいです!」
こう言われると嬉しいですよね。
理想の大地に根を張り、養分を取り入れ、幹、枝、そして “果実” = “心” にまで運んであげて下さい。
まとめ Summary
- 一度きりではなく、何度でも会いたくなる自分を育てよう
- 内側から溢れだす沈黙の魅力を身に着け、円熟した大人に
- 新天地への冒険を恐れず、シャングリラを目指そう
今回の記事は以上になります。
沈黙の熟成期間が魅力を育てる【桃李成蹊】が皆さんの魅力の向上に貢献できれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
☆今日も貴方は素敵です☆