古からのモテる戦術【8計】第一部

魅力向上委員会  shun  です。

今から約2500年前に思想家・孫武によって編纂された『孫子兵法』

これは、「いかに自国の被害を最小限に抑え、他国を手に入れるか。」

という戦の指南書なのですが、これを読んでいる時に、ふと、こう思いました‥

「ほとんどの戦術は”恋愛”に置き換えれるなぁ‥」

そこで今回の第一部では厳選した【8計】の内の【4計】を綴って参ります。


モテるための恋愛戦術【8計】

  1. 情報量を自信に変える
  2. 下心は読まれる
  3. 恐怖体験を活用する
  4. 100人と関係を持つことが、真に魅力があるとも言い難い
  5. 緩やかに、猛々しく
  6. 落とせる相手を標的に
  7. 諦めも肝心
  8. 風林火山

 

情報量を自信に変える

彼を知り己を知れば、百戦してあやうからず。

この「彼」は恋愛対象になる異性を指し、相手の情報を出来るだけ収集することが大切です。

年齢、誕生日、住んでる街、家族構成、好みのタイプ、ファッションの傾向、聴き上手か話し上手か、フレンドリーかシャイか、過去の恋愛経験、将来の夢、どんな時によく笑うか、相手の魅力はどこにあるか‥

よりたくさんの情報を手にすることができればそれだけゴールは近くなりますが、気を付けなければいけないことがあります。

これだけ情報が溢れた社会になり、気になることは直ぐに調べることができます。SNSなどで個人の遍歴や趣味がいとも簡単にわかってしまいます。相手との関係がまだ他人に近い状態なのに、

「あなたの誕生日は○月○日で、趣味は美術館巡りですよねぇ?」

などと言ってしまえば、ほとんどの人は引いてしまいます。

せっかく相手の手札が分かっていて主導権を握れるにもかかわらず、あなたは自分の手札を相手に見せ付けているようなものです。

あなたは情報を持っていたとしても、軽々しく話してしまわないようタイミングを計って下さい。

相手が自分から話し始めたことに関して、さりげなく”乗る”ことが出来るように準備しておくことが重要です。

そして、相手に”乗りたい”なら、自分自身の事も徹底的に分析し、理解していなければなりません。

これがマスター出来れば、どんな異性ともお近づきになれますね。

 

下心は読まれる

鳥起とりたつはふくなり

これを翻訳すると、「鳥たちが一斉に羽ばたいて飛んで行けば、近くに伏兵がいる証拠」

となる。さらにそれを僕なりの恋愛訳にすると、

「女性特有のレーダーが働き、下心のある獣から距離を取る」になります。

男性が頑張って下心を隠していたとしても、何故か女性はその”香り”を感じ取ります。

どれだけいい”武器”を持っていたとしても、届かなければ意味がありませんよね。

焦らず相手の信頼を得、懐に入ってから接近戦に持ち込めば勝算も見えてくるはずです。


 

恐怖体験を活用する

これを死地におとしいれてしかる後に生く。

「激戦地にあえて兵を送り込んで死への恐怖心をあおり、いつも以上の力を発揮させる。」

そして僕なりの恋愛訳はこうなりました。

「人は恐怖体験をしたときに、近くにいる人を好きになる。」

いわゆる”吊り橋効果”です。

恐怖のドキドキと恋愛のドキドキのメカニズムが似ているので、錯覚を起こしやすくなり、うまくハマれば効果絶大の戦略になります。

テーマパークのジェットコースターやお化け屋敷、ホラー映画や肝試しは二人の関係をさらに密接にしたいときに活用してみましょう。

しかし、ここで注意しておきたい点が2つあります。

  1. 会うたびに恐怖体験ばかりしていると、こういったことが好きだと勘違いされ、あなたのことをサイコパスだと感じ始めるかもしれません。
  2. 相手が本気で嫌がっていれば無理に強要しないこと。気絶したり、嫌われてしまえば本末転倒ですので。

 

100人と関係を持つことが、真に魅力があるとも言い難い

百戦百勝は善の善なる者にあらざるなり。

次から次へと狙っている異性が変わっている人、いませんか?

一見モテているように感じますが、そういうタイプの人は自己中心的に欲求を満たすだけ。飽きればまた次の獲物を探し回り、狩り続けます。

あなたが持つ、口説きのスキルや誘惑のテクニックはきっとハイレベルでしょう。

しかし、これではまだ達人のレベルではありません。

 

戦わずして勝つ

 

これが孫子兵法の極意なのです。

それではこれを踏まえましての‥

 

《Question Time♪》

あなたは巷で有名なトレジャーハンター。情報屋からこの町で大地主の主人が黄金の宝を持っている事を聞きつけた。その主人はなかなか一筋縄ではいかない、クセのある男だそうだ。さてあなたはどの方法でその宝を手に入れますか?

  1. 屋敷に忍び込み、盗む。
  2. 何度も交渉する。
  3. 主人と友になる。

 

答えは決まりましたか?

ではこれを”恋愛”に置き換えながら解釈していきましょう。

まず、1.の方法は犯罪に当たるので、成就する可能性はほぼありえません。

2.の手段が正攻法のようですが、交渉が長引くと、相手からも何かしらの要求をされることもあり、諦める必要が出てくるかもしれません。(例:あなたとお付き合いしてもいいけど、私以外のすべての女性の連絡先を消去してね)

そこで 3.が一見遠回りなようで、最も確実です。相手の困っている事を一緒になって考え、解決する。こういう関係を続けていれば、あなたは信用できる素敵な人になっていきます。やがて相手の方から身を任せてくるので、あなたはそれを受け止めるだけでOK。

『口説かずに落とす』

この極意、極めてみたいと思った方、共に精進して参りましょう。

 

~第一部・完~

 

まとめ  集約

  • 「情報」というカードは相手が出すまで隠し持つ
  • 警戒レーダーに反応させない忍びのような機敏さと誠実さが必要
  • 恐怖の度合いを見極めて、絶妙なボディタッチを探ろう
  • 『戦わずして勝つ』=『口説かずして落とす』

いつも自分で書きながら「俺もまだまだだなぁ」と感じています。

皆さまと共に魅力的なモテ男になれるよう、一つ一つ積み上げていきますので、次回、第二部も楽しみにしていただけると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうごさいます。

 

☆今日も貴方は素敵です☆