魅力向上委員会 shun です。
今回のテーマは、
三つの住処が未来を救う【狡兎三窟】
皆さんは“仕事”をいくつお持ちですか?
これからの時代は一つの職ではなく多数の仕事を必要とする時代が迫ってきています。そこで僕の大好きな中国古典・戦国策の中にこんな言葉があるので、ご紹介させていただきます。
狡兎は三窟ありて僅かにその死を免るるを得るのみ
賢いウサギは自分の住処を三つ持っている。これはリスク管理そのものです。一つの住処しかないウサギはそれを失ってしまえば死を意味します。これは人も同じです。会社に自分の全てを捧げても母体が崩れたり、解雇されれば収入を失い、放浪者になりかねません。そんな状態を回避するためにも今からひとつでも多くの住処をみつけてみてはいかがでしょうか。
僕にとっての”狡兎三窟”を綴りますので、ご参考になれば幸いです。
RedSheep
僕は一度も会社員、いわゆる就職をしたことがありません。20代の頃から色んなアルバイトをしてきましたが、その中でも人材派遣でイベント会場等の設営の仕事に十数年関わってきました。そこでの流れから35才の時に独立し、屋号を《Red Sheep》と付けました。屋号は自分の看板になるのでかなり悩みましたが、ある本を読んでいるときに、”仲間外れ”や、”天の邪鬼”の意味で〈Black Sheep〉という英語があると知りました。白い羊の中に黒い羊がいれば、良くも悪くも目立ってしまう。僕は昔から人(集団)と同じ行動をするのがどうも苦手だったので、あえて“はぐれ者”の〈黒羊〉より目立つ〈赤羊〉に決めました。
今年で6年目になり、仕事の受け方も少しずつ変化してきました。イベントや展示会の仕事は年間通してとても波があります。繁忙期に蓄え、閑散期には自分の時間を過ごす。この晴耕雨読のようなスタイルが僕には合っています。なかなか仕事が安定しないのでベーシックインカムが導入されれば、この業界や、独立して事業を起こす若者も増えて来るのではと、ふと感じるこの頃。不安定な波を乗りこなす事が真の安定に繋がることをこの仕事で実感しています。会社に就職する事だけが仕事ではありません。どうも何処かの組織の一員では自分らしく居れないと感じているのなら、思いきって独立し、経験、人脈、勘を生かして自らが納得出来る報酬や同じ価値観を持った人たちとビジネスを始めてみてはいかがでしょうか?
La storia
皆さんは、レザーと聞けば何をイメージしますか?
鞄、靴、アクセサリー、ソファー等、日常に溢れています。しかし、レザー製品は動物の皮なのでそのままでは製品になりません。そこで必要になってくるのが タンナー(鞣す) です。これについてはこちらの記事で書いてますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓
僕は数年前から姫路に住み、パートナーと共に“La storia”をつくりました。イタリア語で“物語”という意味です。本革は使えば使うほど味わいが増し、一体感が生まれます。
“あなたの人生の物語と共に”
というコンセプトで、オーダーを頂いた人をイメージしながら製作しています。初めは仕事で使う腰道具(通称:ガチ)を自分好みの色や大きさで作っていましたが、段々と作りたいものが増えて来てラインナップの幅が広がってきました。
レザーアイテムは、持つだけでその人の雰囲気を一段階上げてくれます。革といってもそれぞれに個性がありますので、その素材をどう生かすか、どう使えば持つ人を魅力的に見せれるか、作品を作るときにはいつもそう考えます。技術面ではまだまだですが、本物のレザーに触れていただき、皆さんと共に物語を紡いで行ければ嬉しいです。
魅力向上委員会
“モテるにはどうすればいいか…”
20代の頃からそのことをずっと考え続ける毎日。初めの頃はどういう男が女性にモテるのかを自分なりに考え、モテ本を読み漁り、実践し、学びを得る。それの繰り返し。そしてモテる男というのは女性だけでなく男性にもモテないと意味がないことに気づき、信頼や謙虚、ビジネスの捉え方なども勉強し始めました。それから20年かけて得た自分なりの魅力を少しずつ理解し、世の中に自分と同じ悩みを持っている人の参考になればと、時々ブログに綴っています。元々人の話を聞くのが好きで、悩みごとの解決に協力できることに喜びを感じます。
“人モテ”
これが今僕が目指す最大のテーマです。
現代は昔に比べて人と人とのコミュニケーションから人と機械(AI)へと変わりつつあります。恋愛や性のカタチも勿論変化してきていますが、よりたくさんの人から頼りにされる方がこれからの未来で生きやすくなるかもしれません。
自分の魅力を最大限に発揮し、自分らしく人生を送るために僕はこれからも内なる自分への旅を続けるつもりです。そこで手に入れた宝を皆さんにも公開し、共有していきたいと思っています。
人が恋愛やビジネスで真に満たされる未来に少しでも貢献できるよう、魅力の向上を目指し皆さんと共に心豊かな日々を送れるよう精進して参ります。
集約
- 自分に合う環境を見つけ、自分にしかできないテリトリーを作る
- 自ら経験や趣味、特技を生かし、独立する
- 社会に貢献し、時代に合った思考や身なりで収入を得る
これを書いている時に、あるおとぎ話とリンクしました。そう…
“三匹の子豚”
自分の仕事(収入)のカタチがそれぞれに当てはまります。
- 肉体を使って得られる報酬 = 〈藁の家〉
- 好きなことをカタチにして得る報酬 = 〈木造の家〉
- 自らの経験や考えを提案し得られる報酬 = 〈煉瓦の家〉
物語の中では煉瓦の家を建てた子豚だけが生き残りますが、建てるのに時間がかかるので、完成するまで住む場所が必要です。藁の家と木造の家があるから煉瓦の家が建てれるのです。それぞれの家にはそれぞれの特徴があります。どんなタイプの“オオカミ”が襲って来ても、どこかの安全なシェルターさえ持っていれば危険を回避できる可能性は高まります。これから十年後、いや、五年後にどんな“オオカミ”が待ち受けているか誰もわかりません。その為には自分が安心できる住処を一つでも多く作っておくことが、本当の意味での〈保険〉になるかもしれません。
いつしか兎から子豚に変わってしまいましたが…
あなたにしか出来ない仕事、あなたにしか出来ない活動、あなたにしか出来ない愛のカタチ。
皆さんは愛する人と共に安心して生きられるシェルターをいくつお持ちですか?
今回の記事は、以上になります。
三つの住処が未来を救う【狡兎三窟】 が皆さんの魅力の向上に貢献できれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
☆今日も貴方は素敵です☆