魅力向上委員会 shun です。
今回のテーマは、
古からのエネルギー、4つのエレメントを意識する part2 ”WIND”
前回は”火”のエネルギーについて書きました。そして今回は”風”のエネルギーについて考えてみたいと思います。風のエネルギーを如何に取り込み、魅力的な人になれるかを綴って参ります。
風のエネルギー
皆さんは”風”と聞いてどんなイメージを持ちますか?
風がおこる理由を簡単に言うと、地上の空気が熱せられ上昇気流になり、それが循環することでおきます。このエネルギーを自分自身で生み出すにはどうすればいいか。それにはまず前回お伝えした”火”のエネルギーを発生させることが重要になってきます。火というのは発生時はとても弱いエネルギーですが、対象物に燃え移ればどんどん拡大し続けます。火は思いや情熱そのものです。そしてその時に風のエネルギーが加われば一層火力が増していきます。しかし、あまりにも強烈な風を起こすと火を吹き消すことも出来るのが風の特徴です。
風自体を物質として目視することは出来ませんが、物体を通してその存在を知ることができます。雲や水面、木々の揺らぎなどを見ることで風が起こっていることを理解します。これを自分自身で表現するために必要なのが「運ぶ」または「伝える」ということではないでしょうか。
香りを伝える
男女がキスをする理由☆スキあらばキス Part1でも少し触れていますが、”香り”とはそのモノが放つオーラの波動。おいしそうなものはいい匂いが、腐ったものは不快な臭いがするものです。これはヒトも同じです。素敵な香りのする人にはたくさんの人が引き付けられ、怪しい香りや強引に嗅がせてくる人は自然と誰も近づきません。自分が世の中や周りの人たちにどんな香りを放っているのかを認識しておくことはとても大切です。素敵なオーラを放つためには自らの情熱や使命を内側から発動させ、肉体を媒体にし常に心を開放することです。
思いを伝える
周りに自分の存在を伝える最も有効な手段は”言葉”です。自らが生み出した思いを言葉にし、風に乗せ、伝える。そしてこの言葉を使って伝える方法にも二種類あります。「話す」と「書く」ことです。「言葉を話す」ことで思いを伝えやすい人もいれば、「言葉を書く」方が思いを伝えやすい人もいます。無口な人は決して何も考えてないわけではありません。思いはあるが、「言葉を発して伝える」ことが苦手なだけなのです。そんな人は「書く・描く・作る・奏でる・踊る・走る」など自分の思いを伝える方法は色々あります。文章で伝える、映像で伝える。写真で伝える。音楽で伝える。作品で伝える。など全ての表現は無限にあり、どれをチョイスするかは自分の感性が導いてくれるはずです。インターネットという名の風に乗せて自分の才能を開花させましょう。
テイストを洗練させる
風のエネルギーには実態がありませんが、それを意識し続けることで自らの一部になり、次第にそのもののエネルギーを体得することができます。「~風」という言葉があるようにその言葉が付けられたものは「本物ではないが限りなくそれを意識したもの」みたいな意味になります。「マガイモノ」や「ニセモノ」といったニュアンスも含んでいますが、それはそこで諦めたモノ(人)がそう呼ばれるのです。全ての始まりは誰かの”マネ”から起こります。芸人・絵画・作曲・文章・ファッション・思想など、「こんな風に自分も表現したい」という欲求からそれを師として自らを磨いていく。そして月日がたてばそれはその人が生み出す「アート」へと進化することでしょう。その情熱が生まれたばかりの時は無風状態だったものが、諦めず自らを鼓舞し洗練させた結果、巨大な旋風を巻き起こすことになるかもしれません。周りの人たちを豊かにする風を見極め、余分なものを吹き飛ばし、新たな「本物」を創り出す。そしてそれを人はきっとこう呼ぶでしょう、『風格』があると。
集約
- 火のエネルギーを拡大、消火が出来る
- 引き付ける香りを放つ
- 得意な表現を使い、共有する
- やがて本物の佇まいになる
後書き
風のエネルギーとは”循環”の重要性を表現しているのではないでしょうか。
生命の在るものが活動すればその周りの空気が振動し、風が起こる。
蝶々の羽ばたきが竜巻を起こすといわれる”バタフライエフェクト”
人がこの世界で生きているだけで、無意識にいろいろな効果を生み出しているはずです。人を大切に扱わなければ、風のエネルギーが循環しその人の元に戻ってくるでしょう。良くも悪くも自らのエネルギーを放てば巡り巡って巨大なエネルギーになり、吹き付けてきます。いつも風通しの良い人間関係を意識していれば、いつか賞賛の嵐に包まれるかもしれませんね。
今回の記事は以上になります。
古からのエネルギー、4つのエレメントを意識する part2 ”WIND”が皆さんの魅力の向上に貢献できれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回はpart3”水”のエネルギーについて綴って参ります。
☆今日も貴方は素敵です☆