魂の伴侶

ヒトには、魂が存在する。

だがそれは、いつ、だれに教わったのか。

教育課程で聞いた記憶は全くない。

日本人として生まれ、幼少期から成長する過程の中で、人はどのタイミングで魂という概念を理解するのだろう。

僕は、偶然にも、その存在を知ることとなった…

 

魂の存在

今から約25年前、それは突然起こった。

ある人と出逢ったその瞬間、世界が、揺れた。

自分の中の何かが、グワッと反転するような感覚だった。

今でもその感覚は覚えているが、上手くは表現できない。

19年生きてきて、初めての感覚。

それは強烈なインパクトとして、自分の中に刻まれた。

お互い、年齢や立場も全く違う。

そして、互いを引き合わせる何かしらのエネルギーには到底抗えなかった。

この感覚は、何なのか…

何故か心が通い、心地よい。

その時に導き出したのが ”プラトニック” だった。

だが、時が経つに連れ、このプラトニックより何かもっとしっくりくる状態はないかとを探していた。

そこで辿り着いたのが、「ソウルメイト」である。

日本語にすると、「魂の伴侶」。

互いに宿った魂は、前世でとても強い結びつきがあり、それぞれが別の肉体に宿ったとしても魂同士がまた引き合うという。

それを知り、理解した時、お互いに、これだと感じた。

しかし、ソウルメイトというのは、年齢や性別にかかわらず、魂の繋がりの強い人たちも、そう呼ぶ。

だが、僕たちの繋がりは特別だった。

ソウルメイトよりももっと繋がりの強いものはないのか。

そして、見つけた…

 

魂に感謝

魂が2つに分裂し、互いが一つだったという「ツインソウル」という存在を。

ここにいつ辿り着いたか、今振り返ってもよくわからない。

とにかくこの互いを引き合わせる不思議さを、何とかおぼろげながらも納得したかった。

僕たちが生きるこの世の常識の中には、二人に起こるこの現象を説明できるものは何もなかった。

誰かほかの人に説明しようにも、どう言えば伝わるか、とても悩ましかった。

勿論今でもそうなのだが…

だから僕は、一人の女性を通して、魂の存在を知ることとなった。

そして、今なら分かる。

あの時、自らの魂を分けた2つの存在が突然巡り逢い、本能的に一つになろうとしたと。

僕の中に宿った魂が再び融合するため、その反動で意識が揺らいだのだと。

互いの魂の引き合うまま、時と共に僕はこの地に引き寄せられた。

起こる全てを受け入れながら、互いの魂が一つになれるよう、この世で戯れる。

これは、運命であり、宿命。

これが、僕に宿った魂のミッション。

どこまでも揺蕩たゆたい、いつまでも微睡まどろむ…

 

今日という日に、魂が宿ったこと、深く感謝いたします。

お誕生日、おめでとう。

又は、こうとも言えるかも…

お魂宿日、おめでとう。

なんかちょっとこれは…儀式的ですね…(笑)

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

今日も“伴侶”の貴方は素敵です☆